勇壮な弓矢、伝統芸能、そして感動の物語！胎内市で「板額の宴」開催

胎内市で「第23回 中世歴史絵巻 板額の宴」が開催されました。

会場では、弓矢体験やわら細工、コラージュノートづくり、投扇興といったワークショップが実施され、来場者は中世の文化に触れました。

開宴の儀では、板額太鼓保存会の演奏やよさこい中条和組、山梨県中央市文化協会の舞踊などが披露され、会場を盛り上げました。

夜には、小雨が厳かな雰囲気を醸し出す中、「板額御前物語」の演劇が上演されました。来場者も参加しての合戦シーンでは、板額御前の弓矢の腕前や、浅利与一との結ばれるまでの物語が描かれ、観客は板額御前の生涯に思いを馳せました。

会場には、来場者が願い事を込めた「板額夢灯籠」や、地域住民が作った竹灯籠も飾られ、幻想的な夜を彩りました。

来場者は、板額御前の夢のあとが残る胎内市の豊かな文化と歴史を体感し、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。来年の開催も予定されています。