東京都 板橋区  公開日: 2025年11月18日

未来へつなぐ平和の誓い:中学生が広島・長崎で学ぶ戦争の悲劇と平和の尊さ

板橋区では、次代を担う中学生に平和の大切さを伝えるため、毎年、区立中学校の代表各22名、計44名を広島・長崎へ派遣する「中学生平和の旅」を実施しています。

この旅では、被爆体験講話や平和記念式典への参加を通して、戦争の悲惨さと平和の尊さを肌で感じ、平和意識の啓発と高揚を図ります。

主な行程には、広島での原爆死没者慰霊式典参列、青少年平和の集い参加、平和記念資料館等見学が含まれます。長崎でも同様に、原爆犠牲者慰霊平和祈念式典参列、原爆資料館・追悼平和祈念館見学、平和公園での折鶴奉納・献花などを行います。

旅の後、参加した中学生は平和学習で得た貴重な経験と平和への想いを感想文集にまとめ、各中学校での活動や「板橋平和のつどい」で発表しています。感想文集は、ウェブサイトから閲覧可能です。

(※令和2年度・令和3年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、平和の旅は中止されました。)
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平和の大切さを中学生に伝えるための「中学生平和の旅」、素晴らしい取り組みですね。広島や長崎で実際に被爆体験に触れることで、教科書だけでは得られない、より深い学びがあるのだろうなと想像します。彼らが持ち帰る平和への想いが、未来へと繋がっていくことを願わずにはいられません。

本当にそうですね。あの時代に何があったのか、それを直接肌で感じてくるというのは、何物にも代えがたい経験でしょうね。参加した子たちが、その経験を周りの人たちに伝えていくことで、平和への意識が少しずつでも広がっていくといいなと思います。感想文集、私も一度読んでみたいです。

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