11月は子宮頸がん予防月間！検診とHPVワクチンで未来を守ろう

11月は子宮頸がん予防啓発月間です。世界保健機関（WHO）は、子宮頸がん撲滅を目指し、テーマカラーであるティールブルーに世界各地をライトアップする活動を実施。和光市でも、わぴあ広場でのライトアップや、総合児童センターでの啓発掲示が行われています。

子宮頸がんは、子宮頸部にできるがんで、早期発見が重要です。進行すると治療が難しくなります。原因は、多くの人が一生に一度は感染すると言われるHPV（ヒトパピローマウイルス）の感染です。感染しても自然に消える人がほとんどですが、一部でがんになることも。感染を防ぐことが、がんにならないための手段となります。

子宮頸がんの初期症状はほとんどありませんが、進行すると不正出血、性交時の出血、おりものの変化、下腹部や腰の痛みなどが現れます。

予防策として、小学校6年生から高校1年生相当の女の子には、HPV感染を防ぐHPVワクチンの公費接種が提供されています。また、20歳になったら、HPVワクチンを接種していてもいなくても、子宮頸がん検診を定期的に受けることが大切です。検診では、前がん病変や子宮頸がんの有無を検査します。