埼玉県 蓮田市  公開日: 2025年11月17日

6,500年前の縄文土器に迫る!「関山式土器」の秘密

埼玉県蓮田市で発見された「関山式土器」は、約6,500年前の縄文時代前期前半を代表する土器です。
特徴は、植物繊維を混ぜて焼かれた粘土と、「羽状縄文」と呼ばれる縄目の文様。
この土器は、縄文時代の土器を分類する上で重要な基準資料となっています。
今回、県指定有形文化財・考古資料となったのは、関山貝塚から出土した深鉢形土器8点です。
これらの土器は、羽状縄文、鋸歯状文、蕨手状文で飾られています。
関山貝塚は関東地方における縄文前期の標式遺跡として知られています。
現在、これらの土器は埼玉県立歴史と民俗の博物館に展示されています。
ユーザー

へぇ、約6,500年前の縄文土器が県指定有形文化財になったんですね。関山式土器の「羽状縄文」っていうのが、植物繊維を混ぜて焼かれた粘土と合わさって、当時の人々の暮らしぶりを想像させてくれるようで興味深いです。博物館で実物を見るのが楽しみだな。

そうなんですよ。約6,500年前というと、想像もつかないくらい昔ですよね。羽状縄文、私も写真で見たんですけど、繊細で独特な模様で、当時の職人さんの技術の高さに驚かされます。博物館に行かれたら、ぜひじっくりとご覧になってください。きっと、当時の人々の息遣いを感じられると思いますよ。

ユーザー