板橋区の教育行政、専門家の視点で点検・評価！「誰一人取り残さない」ための具体策とは？

板橋区教育委員会は、地方教育行政法に基づき、毎年教育行政の管理・執行状況を点検・評価しています。これは区民への説明責任と、効果的な教育行政推進が目的です。

令和7年度（令和6年度分）の点検・評価では、「誰一人取り残さないための居場所づくり」や「学校における働き方改革」などを中心に、11事業を対象としました。うち6事業は学識経験者（明治大学文学部教授、教育テック大学院大学教授）によるヒアリングを通じて意見・助言を得ています。

学識経験者からは、中高生勉強会「学び i プレイス」の効果測定方法の見直し、働き方改革における時間外業務の実態把握、若者支援の敷居を下げる工夫、読書活動支援としてのイベント企画、史跡公園整備におけるコスト配分の慎重さ、旧粕谷家住宅公開における区民ニーズの把握などが提言されました。

これらの提言を踏まえ、板橋区は「教育の板橋」実現に向け、さらなる改善を図りながら教育行政を推進していく方針です。