【学力調査結果】下関市の小中学生、全国平均との差縮小！でも「表現力」と「家庭学習」に課題も

令和７年度全国学力・学習状況調査の結果、下関市の児童生徒は、全国平均との学力差が縮小し、全体的に学力が向上しました。特に、国語、算数・数学、理科の各教科で、身に付いている力が見られました。学習意欲も高い傾向が続いており、学びに向かう姿勢は一定の成果が見られます。

一方、課題として、説明に必要な情報を整理し表現する力、数学的な用語の習得に改善の余地があります。また、授業時間以外の学習時間や読書時間が全国平均を下回っており、読解力育成のためにも、家庭学習や読書習慣の確立が求められています。

これらの課題解決に向け、市では授業づくりの工夫、指導力向上のための研修、家庭や地域との連携強化を進めていく方針です。