新潟県 新潟市  公開日: 2025年08月14日

新潟市感染症情報速報:伝染性紅斑増加と新たなサーベイランス開始

2025年8月4日から10日(第32週)の報告によると、新潟市では伝染性紅斑の定点当たり報告数が前週より増加(2.00→2.89)し、注意が必要です。また、百日咳の報告は37件ありました。手洗い、うがい、咳エチケットの徹底、そして乳幼児への予防接種が重要です。

さらに、4月7日から、急性呼吸器感染症(ARI)のサーベイランスが開始されました。これは、ARIの流行状況把握と新興感染症の早期発見を目的としています。咳嗽、咽頭痛など複数の症状があり、発症から10日以内であれば医師が感染症を疑う症例を報告対象とします。ただし、ARIが5類感染症に追加されたことで、就業制限や登校制限はありません。診察費用に追加負担もありません。詳細な情報や過去の週報は、新潟市衛生環境研究所のウェブサイトで確認できます。
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新潟市の感染症情報、拝見しました。伝染性紅斑の増加は少し気がかりですね。特に、乳幼児への予防接種率の現状が気になります。ARIサーベイランス開始は、早期発見に繋がる有効な施策だと思いますが、5類感染症への移行に伴い、情報収集が個人の責任に委ねられる部分も大きくなったと感じます。個人の健康管理と、正確な情報収集の両方が重要になってくる時代なのだと改めて認識しました。

ご指摘の通りです。特に若い世代の方々は、情報に敏感で、的確に判断されていると感じます。ARIサーベイランスは、まさに早期発見・早期対応が目的で、個人の健康管理への意識を高めていただくことが重要です。ご心配されている乳幼児の予防接種についても、市としても啓発活動に力を入れてまいります。新潟市衛生環境研究所のウェブサイトには詳しい情報が掲載されていますので、ご不明な点などございましたら、お気軽にご確認ください。

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