国民が「裁判」と「不起訴」を決める！裁判員・検察審査員制度の仕組みとは？

裁判員裁判制度は、国民から選ばれた6人の裁判員と3人の裁判官が、被告人の有罪・無罪や刑罰を決定する制度です。

一方、検察審査会制度は、11人の検察審査員が、検察官が事件を不起訴とした判断の妥当性を審査します。

これらの裁判員や検察審査員は、市区町村の選挙管理委員会が作成する候補者名簿から、2段階のくじ（無作為抽出）によって選ばれます。候補者名簿に登録された方には、毎年11月頃に「名簿記載通知」が届きますが、これは選ばれる可能性があることを伝えるもので、実際に選ばれた場合は別途通知があります。