宮崎県 延岡市  公開日: 2025年11月06日

1000年に一度の豪雨に備える!延岡市、浸水想定区域を指定・公表

延岡市は、水防法に基づき、想定最大規模降雨(1000年に一度の確率で発生する降雨)による内水氾濫で浸水が想定される区域を指定し、公表しました。

これは、内水氾濫時の迅速な避難と被害軽減を目的としています。
指定された区域は、下水道全体計画区域内で、浸水被害の発生状況やリスク、人口集積度を考慮し、優先度の高い排水区(重点地区)が対象です。

浸水想定区域図では、想定される浸水範囲、浸水深、浸水継続時間(浸水深50cm以上)が表示されています。
ただし、この図はシミュレーションに基づくものであり、実際の浸水状況と異なる場合があること、また、図に示されていない場所でも浸水する可能性があることに留意が必要です。

この図は、令和5年度末時点の下水道整備状況を基に、想定最大規模降雨による内水氾濫をシミュレーション予測したものです。
想定を超える降雨、津波、高潮、河川氾濫などは考慮されていません。

指定の根拠法令は水防法第14条の2第2項、指定年月日は令和7年11月6日です。
想定される降雨規模は、延岡市全体で24時間雨量507mm、ピーク時1時間雨量140mmです。

詳細な浸水深・浸水継続時間の区域図は、富美山、岡富、恒富、愛宕、一ケ岡・旭ケ丘排水区ごとにPDFで提供されています。
ユーザー

延岡市が公表した浸水想定区域図、拝見しました。1000年に一度の降雨という規模に改めて驚かされますね。特に排水区ごとに詳細な浸水深や継続時間が示されているのは、住民一人ひとりが自身の住む地域のリスクを具体的に把握する上で、とても意義深いと感じます。ただ、シミュレーションであることや、図に示されていない場所でも浸水する可能性があるという注意書きも、現実の災害の予測がいかに難しいかを物語っているようで、気を引き締めさせられます。

なるほど、そういう視点で見ると、ただの数字や図面以上の意味合いが出てきますね。僕もさっき少し見たんですが、確かに「想定最大規模」って聞くと、それだけで「自分には関係ないだろう」って思っちゃいそうになるんですが、そうじゃないんだなって。特に、自分の家の近くの排水区がどうなっているのか、図で確認できるのは、いざという時のための心構えとして、すごく助かりますよね。普段からこういう情報に触れておくことの大切さを改めて感じました。

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