鹿児島県 垂水市  公開日: 2025年11月06日

エイズへの理解と支援のシンボル「レッドリボン」月間、鹿児島で啓発活動と無料HIV検査実施

「レッドリボン」は、本来、亡くなった人々への追悼の意を表す風習でしたが、1980年代後半のアメリカでエイズ問題が深刻化する中、エイズで亡くなったアーティストへの追悼と、エイズ患者への理解・支援を示すシンボルとして使われ始めました。この運動は世界に広がり、UNAIDSのシンボルマークにもなっています。

鹿児島県では、世界エイズデー(12月1日)を中心とする11月16日から12月15日までを「鹿児島レッドリボン月間」と定め、エイズに関する正しい知識の普及啓発を行っています。これは、エイズの予防と、感染者・患者が尊厳を持って暮らせる社会づくりを推進するためです。

期間中、県内保健所では休日や平日夜間にもHIV検査を実施し、早期発見に努めています。鹿屋保健所では、11月27日(木)17時から19時まで無料HIV検査と相談を受け付けます。予約は11月26日(水)までに電話で鹿屋保健所健康企画課へ申し込んでください。
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レッドリボンって、元々は追悼のシンボルだったんですね。それがエイズ問題と結びついて、理解や支援の象徴になったなんて、時代と共に意味合いが変わっていくのが興味深いです。鹿児島で月間を設けて啓発活動をしているのも、正しい知識を広めて、偏見のない社会を作るための大切な一歩だと感じました。特に、休日や夜間のHIV検査は、忙しい人でも受けやすいように配慮されているのが良いですね。

なるほど、レッドリボンにそんな背景があったんですね。勉強になります。エイズという病気に対して、昔はもっと怖いイメージがあったかもしれませんけど、こうして理解を深めるための活動が続いているのは心強いですね。鹿児島の取り組みも、地域でしっかり啓発しようという熱意が伝わってきます。検査も気軽に受けられるようになっているなら、もしもの時のために知っておくのも大切かもしれませんね。

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