国史跡・前畑遺跡の魅力解禁！古代大宰府との繋がりを探るトークセッション開催

筑紫野市で発見された前畑遺跡が国史跡に指定されたことを記念し、古代史トークセッションが開催されました。

会場は300名の来場者で満員となり、盛況のうちに幕を閉じました。
当日は、筑紫野市歴史博物館長の小鹿野亮氏による「前畑遺跡の土塁状遺構」の調査報告、岡山理科大学名誉教授の亀田修一氏による「東アジアのなかの前畑遺跡」、東京大学名誉教授の佐藤信氏による「古代大宰府と前畑遺跡」と題した特別講演が行われました。

さらに、3名の講師によるスペシャルクロストーク（鼎談）も実施され、古代大宰府の外郭線を構成していたとされる前畑遺跡の重要性や、その歴史的価値について多角的に論じられました。

当日の配布資料はPDF形式で閲覧可能です。
また、現在、筑紫野市歴史博物館では、国史跡指定記念ロビー展「前畑遺跡 土塁状遺構の価値」が開催されています。写真パネルで、土塁状遺構の価値や高度な古代の土木技術を紹介しています。