山形県 山形市  公開日: 2025年11月01日

【山形市議会】避難所トイレ、高齢者支援、若者施策…多岐にわたる提案でまちづくりを推進!

令和7年9月定例会では、各議員から市民生活に関わる様々な提案がありました。

高橋公夫議員は、災害関連死防止のため避難所の「快適トイレ」整備や、建設現場の労働環境改善にもつながる民間事業者への補助を提案。また、フリースクール支援や消防団員育成のためのドローン研修、消防団PR自動販売機の設置、啓翁桜を活用したインバウンド向けツアー造成、蔵王駅の機能強化についても言及しました。

鈴木進議員は、認知症施策推進計画の策定状況や、地域住民向け移動サービス「北くるりん」の利用意向調査結果を報告。避難所の環境改善や水泳授業の見直し、学校統合の検討、給食の栄養管理、河川の藪対策、市有施設のバリアフリー化についても質問しました。

井上和行議員は、高齢者の移動支援や運転免許証返納促進策の拡充、認知症高齢者による事故補償保険制度の導入、小中学校体育館の避難所としての環境改善、障がい者の福祉避難所への直接避難、スキー教室の保護者負担軽減、屋内スケートリンク整備、地域建設業の育成、米の安定供給と営農支援について提案しました。

髙橋康輔議員は、若者のまちへの関心を高めるため、不登校支援での業務体験、移動図書館の導入、町内会へのSNS活用支援、子どもの意見を市政に反映させる仕組みづくり、クーリングシェルターへの給水器設置、ゼロカーボンシティ実現に向けた取り組み、小中学校の防犯設備整備、学生向け機能別消防団の設置、若年層への労働法知識習得支援を提案しました。

小野仁議員は、「最上踊り」の山形城での復活や、滋賀県東近江市との交流、カード型障がい者手帳の導入、ひきこもり支援条例制定、難病患者・家族支援団体への補助、ボウリング競技場への支援などを提案。また、山形美術館への支援や、小中学校校舎建て替えにおける「老朽化」の定義、プロポーザル方式での事業者選定の見直しについても質問しました。

仁藤俊議員は、稼げる自治体・収益化できるまちづくりを目指し、インバウンド観光の収益化、山寺からの市内周遊促進、蔵王の通年観光戦略、蔵王温泉宿泊施設の活性化、義光祭復活や大河ドラマ誘致、旧千歳館エリアの活性化、粋七エリア整備事業との連携、ほっとなる広場公園の再整備、カラス対策について提案しました。

武田新世議員は、空き家対策、学校体育館への冷房設備早期導入、少年自然の家のトイレ洋式化、国道13号から流通団地への進入口の安全対策、日本一の観光案内所へのアクセシブル・ツーリズム対応窓口設置、二地域居住への支援、廃食油をSAF燃料に活用する取り組みについて提言しました。

浅野弥史議員は、霞城公園での花火大会開催の継続性、県設置の屋内型スケート施設の必要性、簡易水道の維持管理・更新、部活動地域展開における学校施設開放、総合評価落札方式での工事入札増加、改正鳥獣保護管理法を踏まえた銃猟の実施、コミュニティセンターなどへのリチウムイオン電池回収ボックス設置、日常生活用具給付等事業の補助基準額見直し、済生館建て替えの見通しについて質問しました。
ユーザー

今回の定例会、本当に多岐にわたる提案があって、市政が市民一人ひとりの生活をより良くしようと真剣に向き合っているのを感じました。特に、災害時の快適トイレ整備や、若者の就労体験、インバウンド観光の収益化といった、未来を見据えた具体的な取り組みに注目しています。フリースクール支援やドローン研修も、新しい時代に合わせた教育や防災の形を模索しているようで、とても興味深いです。

そうですね。各議員さんが、それぞれの視点から地域を良くしようと熱意をもって提案されているのが伝わってきます。特に、災害対策や移動支援、子どもの教育といった、暮らしに直結する課題への取り組みは、私たち一般市民にとっても非常にありがたいことです。提案された内容が、これからどのように具体化されていくのか、注目していきたいですね。

ユーザー