埼玉県 本庄市  公開日: 2025年10月28日

【衝撃】「痴呆症」から「認知症」へ!言葉の力で変わる、私たちの認知症観

広報ほんじょう9月号では、「認知症」について正しい理解を深める特集が組まれました。
高齢化が進む中、認知症は他人事ではなく、自分や家族が当事者になり得るという認識が大切です。
認知症になっても、できることは多く、家族だけで抱え込まず、地域社会の支えを頼りに、その人らしい生き方が可能です。
政府も「新しい認知症観」を共有し、社会全体で適切な支援を行っていくことを呼びかけています。

かつて「痴呆症」と呼ばれていた言葉は、差別的な響きがあり、本人や家族に苦痛を与えていました。
しかし、より尊厳ある表現を求める声が高まり、平成16年に厚生労働省が「認知症」という言葉を正式に採用しました。
「認知症」という言葉は、認知する力に変化が起き、生活に支障が出る状態を中立的かつ分かりやすく示しています。
言葉を変えただけでは、ご苦労や偏見はすぐにはなくなりませんが、だからこそ「言葉づかいの力」によって、本人の尊厳を大切にし、国民全体の理解を深めていくことが重要です。
「認知症」という言葉が定着して20年、改めて言葉の力を大切にしましょう。
ユーザー

認知症という言葉が、かつての「痴呆症」から変わった背景には、言葉の持つ力、そして何より当事者の方々の尊厳を守りたいという強い思いがあったんですね。高齢化が進む今、他人事ではなく、自分や大切な人のこととして捉え、地域で支え合うことの重要性を改めて感じました。新しい認知症観、社会全体で共有していきたいです。

そうですね。言葉が変わったことで、少しでも偏見が減り、皆が温かく見守れる社会になっていくといいですよね。私も、地域でできることがあれば、積極的に関わっていきたいと思っています。

ユーザー