【実践ノート】「授業で違いを楽しもう！」子どもが輝く！自分の言葉で語る授業の作り方

静岡市立西奈南小学校では、「授業で違いを楽しもう！」を合言葉に、子どもたちが自分の言葉で学び、語り、関わり合う教室作りを目指しています。

そのために、子どもたちが自分の考えを整理し、表現する方法を年間を通して積み上げて習得しました。授業に選択肢を増やすことで、学力差に関わらず誰もが自分の考えを表現できるようになり、個別最適な学びにつながります。

毎朝のトーキングゲームや学習サイクルの明確化、既習事項の活用などを通して、子どもたちは個別最適な学びと協働的な学びを自由に行き来する力を身につけました。その結果、自分で考えを形成し、他者と関わり合う中で、自分や友達の良いところが分かるようになりました。

「授業を通して友だちの良さが分かる」という否定的な回答がゼロになったことは、学力差を超えて互いを認め合い、新しい価値を生み出す可能性が広がった証です。子ども一人ひとりの可能性を輝かせるため、今後も挑戦を続けます。