北前船、日本遺産に！村上など3市が追加認定！

令和6年6月、村上市を含む3自治体が、文化庁認定の日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間～北前船寄港地・船主集落～」に新たに追加認定されました。

これにより、北前船日本遺産は16道府県52自治体となり、新潟県内でも認定自治体が増えました。

日本遺産は、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを認定するもので、地域が主体となって文化財群を整備・活用し、国内外へ発信することで地域活性化を目指します。

北前船のストーリーは、日本海・瀬戸内海沿岸の港町に残る独特の町並みや、京など遠方に起源を持つ祭礼、似た節回しの民謡などを通して、かつて荒波を越え巨万の富を生み出した北前船の歴史を伝えています。

村上市地域では、江戸時代中期から明治時代中期にかけて海運業が栄え、特に北海道から大阪間を運行する北前船による回船業が盛んでした。現在も港町の町並みや船絵馬などにその歴史が息づいています。