【医療費を賢く節約！】バイオシミラー（バイオ後続品）で負担軽減＆医療保険制度を安定に

バイオシミラー（バイオ後続品）は、先行バイオ医薬品の特許切れ後に作られる、有効性・安全性が同等で価格が抑えられた医薬品です。

従来の化学合成薬と異なり、バイオ医薬品は生物の力を利用して作られるタンパク質を有効成分とする新しい薬です。複雑な構造のため製造に高度な技術と設備が必要で、価格が高めになる傾向があります。

バイオ医薬品は、がん、糖尿病、関節リウマチなど、これまで治療が難しかった病気にも効果が期待されています。

ただし、全てのバイオ医薬品にバイオシミラーがあるわけではなく、薬剤師による調剤変更も原則できません。バイオシミラーを希望する場合は、必ず担当医に相談してください。

高額療養費制度などを利用している場合、自己負担額が変わらないこともありますが、バイオシミラーを選択することで医療保険制度全体の負担を減らすことができます。ぜひ利用を検討しましょう。