福岡市民の声を聴く！市政意識調査で明らかになったこと

福岡市は昭和51年度から毎年、「市政に関する意識調査」を実施し、市民の意見を市政に反映させています。この調査は、福岡市の住みやすさに関する継続調査に加え、毎年異なる特定テーマについて市民の意識を分析しています。

調査対象は福岡市在住の18歳以上の市民4,500人で、住民基本台帳から無作為抽出、郵送またはインターネットで回答を募っています。回収率は年によって変動しますが、概ね50％前後です。

調査テーマは多岐に渡り、近年では図書館、保健福祉、防災意識、男女共同参画社会、生物多様性・博多湾、生涯学習、博物館、伝統工芸品、農林水産業、障がい者差別解消など、市民生活に密着した内容が中心です。

調査項目は、各テーマに関する満足度や課題、今後の施策への期待など多角的に設定されています。例えば、「図書館」に関する調査では、利用頻度やサービスの満足度、魅力向上のための提案などを尋ねています。

これらの調査結果は、報告書として福岡市総合図書館などで閲覧可能です。 市民の生の声に基づいたデータは、より良い福岡市づくりに役立てられています。 調査結果概要はウェブサイト「ふくおかボイス」でも公開されているので、市民は気軽にアクセスして、調査結果を確認することができます。 継続的な調査によって、福岡市の課題とニーズを的確に捉え、より住みやすい街づくりを目指していることがわかります。