その「開運」に潜むワナ！「霊感商法」から身を守る方法

「霊感商法」「開運商法」は、不安や悩みに付け込み、祈祷サービスや開運グッズなどを次々と勧める手口です。千円の占いで高額なお守りを買わされたり、無料の占いから有料サイトに誘導されたりする相談事例があります。

勧誘された際は、その場で即決せず、一人で対応できない場合は消費生活センターに相談しましょう。恐怖を感じるような勧誘には、すぐに警察に連絡してください。

「運気が上がる」「ご先祖様が悲しんでいる」といった言葉で不安をあおる勧誘には注意が必要です。契約書面受領日から8日以内であればクーリング・オフできる可能性があります。

令和5年1月5日施行の改正により、霊感商法だと気づいた時から3年間、または契約から10年間、契約を取り消せるようになりました。

寄附を勧誘する側にも、相手の生活維持に配慮する義務や、不当な勧誘の禁止が定められています。

困ったときは、国が設置する「霊感商法対応ダイヤル」（0120-005-931）や、お住まいの地域の消費生活センターにご相談ください。