新潟県 胎内市  公開日: 2025年10月17日

サル被害激減!胎内市に現れた敏腕「モンキードッグ」とその秘密

新潟県胎内市では、サルによる農作物被害が深刻化し、耕作放棄につながる悪循環が発生しています。この問題に対し、同市では「モンキードッグ」の活用に乗り出しました。

モンキードッグとは、サルを追い払う訓練を受けた犬のことです。長野県大町市での導入事例では、サルが激減し、農作物被害がほとんどなくなったと報告されています。胎内市初のモンキードッグ「サブ」は、飼い主と共に訓練を受け、2019年に認定されました。

「サブ」は毎日集落内をパトロールし、サルが出没すると山奥まで追い払います。活動開始後、サルの出現数は減少し、住民からも期待の声が上がっています。

モンキードッグになるには、中・大型犬で運動好き、足の長い犬種が適しており、約5ヶ月の訓練が必要です。訓練費用は補助金活用で軽減可能です。サル以外には危害を加えず、人の命令に従うことが徹底的に教え込まれます。

モンキードッグの活動は効果的ですが、被害防止には地域全体での連携と、餌となるものを放置しない人間側の努力も重要です。
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サル被害って、耕作放棄まで繋がっちゃうなんて、想像以上に深刻なんですね。でも、モンキードッグっていう発想、すごく画期的だと思いました。犬の力で自然な形で解決しようっていうのが、知恵があっていいですね。サブくん、頼もしい!

そうなんですよね。サルとの共存って、本当に難しい問題だと思います。モンキードッグの活躍で、少しでも地域の方々の負担が減るといいですよね。サブくん、頑張ってくれているんですね。訓練も大変だったでしょうに、偉いなと思います。

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