【吹田市】ペットボトル、生まれ変わる！「ボトルtoボトル」で資源循環を加速

吹田市は2025年10月10日、アサヒ飲料株式会社など民間企業3社と「ペットボトルのボトルtoボトル（水平リサイクル）推進事業に関する協定書」を締結しました。

この協定により、吹田市で回収された使用済みペットボトルが新たなペットボトルに再生され、飲料容器として再利用されます。これは、限りある資源の有効活用と持続可能な社会の実現を目指すものです。

事業は2026年4月1日から開始されます。具体的には、物理的再生法（メカニカルリサイクル）と化学的再生法（ケミカルリサイクル）を組み合わせることでリサイクル率の向上を図ります。また、親子向けワークショップなどの啓発活動を通じて、市民のリサイクルへの理解を深めます。

吹田市はペットボトルの回収・梱包、企業はそれぞれリサイクル樹脂の加工・販売、アサヒ飲料はリサイクル樹脂を使用したペットボトル飲料の販売と啓発活動を行います。これにより、石油由来素材の使用と比較してCO2排出量の削減が期待されます。