猛暑を乗り越え、命を守る！多摩市のエアコン購入費助成事業、その成果と市民の声

多摩市は、記録的な猛暑による熱中症の危機から市民の命を守るため、「多摩市非課税世帯等エアコン購入費助成事業」を実施しました。

この事業は、経済的な理由でエアコンがない、または古いエアコンしか使用できない世帯を対象に、新品エアコンの購入・設置費用を上限10万円助成するものです。当初300世帯を想定していましたが、想定を大きく上回る申し込みがあり、900世帯まで枠を拡大しました。

助成を受けた世帯の約7割が市内事業者を通じてエアコンを購入しており、地域経済活性化にも貢献しました。また、購入したエアコンの約8割が15年以上経過した古いものであり、最新機種への買い替えが進みました。

申請者宅への職員による訪問調査では、30年以上前のエアコンを使用している世帯も確認されました。職員は市民の暮らしに触れ、支援の重要性を再認識しました。

多摩市は今後も「市民の命を守る」施策に全庁を挙げて取り組むとしています。