秋田県  公開日: 2025年10月02日

野生動物を守り、豊かな自然を守る!「鳥獣保護区」とは?

鳥獣保護区は、野生鳥獣の保護繁殖と生息環境の保全を目的として、「鳥獣保護管理法」に基づき指定される区域です。

森林、大型鳥獣の生息地、渡り鳥の飛来地、絶滅危惧種の生息地などが対象となります。

鳥獣保護区には、環境大臣が指定する「国指定鳥獣保護区」と、都道府県知事が指定する「都道府県指定鳥獣保護区」の2種類があります。

さらに、特に厳重な保護が必要な「特別保護地区」や、特定の鳥獣の捕獲を禁止・制限する区域(特別鳥獣保護地区、狩猟鳥獣捕獲禁止区域、特定猟具使用禁止区域、指定猟法禁止区域)も設けられています。

これらの区域では、行為の許可や捕獲の禁止など、それぞれの目的に応じた規制が定められています。
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鳥獣保護区って、ただの自然保護地域かと思っていましたが、法律に基づいて厳密に管理されているんですね。特に絶滅危惧種の生息地や渡り鳥の飛来地を守るための、細やかな配慮がされていることに感心しました。特別保護地区のような、さらに手厚い保護が必要な場所があるのも、野生生物の未来を真剣に考えている証拠だと感じます。

なるほど、そんなに細かく分かれているんですね。僕も漠然と「自然を守る場所」くらいにしか思っていなかったので、法律でしっかり定められていると聞くと、その重要性がよく分かります。特に絶滅危惧種を守るための仕組みは、私たち人間にとっても大切なことですよね。

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