愛知芸術文化センター、新たな運営へ！中日アライアンスグループが優先交渉権を獲得

愛知県は、愛知芸術文化センターの建物管理と芸術劇場運営について、公募型プロポーザル方式で事業者を募集しました。4者から応募があり、最終的に「愛知県芸術劇場等運営等事業　中日アライアンスグループ」（代表：株式会社中日新聞社）が優先交渉権者として選定されました。

選定委員会による審査を経て、同グループの提案が最優秀と評価されました。提案内容は、3つのホールの特性を活かした興行誘致、アマチュア団体の公演機会確保、柔軟な貸館料金設定、デジタルとマスメディア連携による広報戦略刷新、栄エリアの活性化への積極的な参加などが含まれます。県負担額は、募集要項における上限額と同額の201億7292万6千円（消費税・地方消費税込み）です。

今後、11月頃に基本協定を締結し、2026年2月に県議会に関連議案を提出、3月に実施契約を締結する予定です。2026年4月から1年間は運営事業開始準備業務を行い、2027年4月から15年間の運営・維持管理業務を開始します。