千葉県  公開日: 2025年07月18日

千葉県白子町に新たな国宝級建造物!細谷家住宅主屋が登録有形文化財に答申

千葉県教育委員会は、7月18日付けで国の文化審議会からの答申を受け、「細谷家住宅主屋」(長生郡白子町)が登録有形文化財(建造物)となる見込みであると発表しました。

慶応2年築のこの主屋は、九十九里浜南西部の集落にある旧網元屋敷で、平屋建寄棟造平入茅葺の建物です。南・西面には半繁垂木の軒天井が張られ、食違い四間取型の農家建築として、伝統的な建築様式を色濃く残しています。特に西側の続き間座敷は、床、違棚、平書院といった特徴的な造りを持ち、歴史的価値の高さを示しています。

茅葺屋根は、地域の景観を形成する重要な要素の一つであり、この主屋は「造形の規範となっているもの」という基準で登録が答申されました。 登録が正式に決定すれば、県内の国登録有形文化財(建造物)は319件となります。

細谷家住宅主屋は、日本の伝統建築を知る上で貴重な資料となるだけでなく、地域の景観を彩る重要な存在です。 この答申は、歴史的建造物の保存と継承に向けた大きな一歩と言えるでしょう。 詳細については、千葉県教育委員会教育振興部文化財課(0120-23-1008)までお問い合わせください。
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わぁ、素敵ですね!茅葺屋根の古民家、想像するだけで心が安らぎます。九十九里浜の近くにあるなんて、ロケーションも最高じゃないですか。伝統的な建築様式が色濃く残っているなんて、歴史を感じられて本当に魅力的。登録有形文化財に登録されるのも納得です! こういう歴史的建造物が大切に守られていくのは、本当に素晴らしいことだと思います。機会があったら、ぜひ訪れてみたいですね。

そうですね、素晴らしいですね。茅葺屋根の維持管理は大変な労力と費用がかかりますが、地域の方々が大切に守ってきた証でもあります。 「造形の規範」と評されるほど、建築技術の高さも感じられますね。 若い世代にも、こうした伝統建築の美しさや歴史的価値を伝えていくことが大切ですね。 ぜひ、機会を作って見学に行かれてみてください。きっと、写真では伝わらない魅力が沢山あると思いますよ。

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