豊川市で始まる！マイナンバーカードが救急現場を革新する実証事業

豊川市消防署は、令和7年10月1日から、救急隊員が傷病者のマイナンバーカード（マイナ保険証利用登録済）を活用し、医療情報の把握を行う実証事業を開始します。

この事業では、従来口頭で聴取していた病歴や服薬情報などを、マイナンバーカードから直接取得することで、傷病者や家族の負担軽減を目指します。 正確な情報に基づいた搬送先医療機関の選定も可能となり、救急活動の円滑化が期待されます。

傷病者にとって、会話困難時や情報忘れ時の負担軽減、迅速な搬送先決定につながります。医療機関にとっても、搬送前に正確な情報を入手できるメリットがあります。

事業参加には、マイナンバーカードの所持と健康保険証利用登録が必須です。 豊川市消防署は、いざという時のためにマイナンバーカードの携帯と、実証事業への理解と協力を呼びかけています。