倉敷市下水道管路緊急調査：道路陥没リスクは低いと判明

令和7年1月28日の埼玉県八潮市における道路陥没事故を受け、倉敷市は国土交通省の要請により下水道管路の特別重点調査を実施しました。優先的に調査された4.368キロメートルについて、管路内調査と地中空洞調査の結果が報告されています。

管路内調査では、緊急度1（速やかな対策が必要）と判定された区間は0.193キロメートル（水島地区）、緊急度2（5年以内の対策が必要）と判定された区間は3.160キロメートル（倉敷・児島・水島地区）でした。地中空洞は緊急度1、2のいずれの区間でも確認されませんでした。

緊急度1の区間については年内、緊急度2の区間については5年以内に修繕・改築などの対策を実施する予定です。優先実施箇所以外についても調査中です。現時点では、道路陥没発生の可能性が高い地中の空洞や緊急対応が必要な管路の損傷は確認されていません。