沖縄県 宮古島市  公開日: 2025年09月18日

宮古島市のホテル・旅館の防火基準適合表示制度について

宮古島市では、ホテル・旅館などの防火対象物に対し、一定の防火基準を満たしている建物に「表示マーク(金・銀)」を交付する制度を設けています。対象は3階建て以上で収容人員30名以上の施設です。

「表示マーク 銀」は有効期間1年、「表示マーク 金」は3年間有効で、3年間基準を満たし続ければ交付されます。この制度は、利用者へ防火基準の適合情報を提供することを目的としています。

さらに、消防法に基づく防火対象物定期点検報告制度と、3年間点検・報告を免除する特例認定制度も存在します。定期点検報告制度では、防火管理上必要な業務の点検と結果報告が義務付けられ、基準適合時は「点検済」表示が可能です。

特例認定制度は、消防機関の検査を受け、一定期間消防法令を遵守し基準に適合していると認められた場合に適用されます。認定要件には、管理開始からの経過年数、消防法令違反歴、防火管理者選任状況、訓練実施状況などが含まれます。認定は3年有効で、期間満了または条件違反で失効・取消しとなります。


宮古島市消防本部予防課(電話:73-2094、FAX:73-1647)に問い合わせてください。
ユーザー

宮古島市の防火基準適合表示制度、興味深いですね。特に、特例認定制度で3年間の点検報告が免除されるというのは、施設側にとって大きなメリットになりそうです。ただし、認定要件が厳しい分、継続的な防火管理体制の構築が不可欠なのだと感じます。金マーク取得を目指して、徹底した安全管理に励む施設が増えることを期待します。

そうですね。確かに認定を受けるには高いハードルがありますが、その分、安全に対する信頼性を高め、観光客にとっても安心安全な滞在を提供できるという大きなメリットがあります。継続的な努力が評価される制度設計は、宮古島の観光産業の発展にも繋がるでしょう。ご指摘の通り、施設側の責任ある取り組みが重要ですね。

ユーザー