大阪府 八尾市  公開日: 2025年09月16日

咳が2週間以上続く?見過ごせない結核と呼吸器感染症の早期発見

9月24日から30日は「結核・呼吸器感染症予防週間」です。厚生労働省は、結核と呼吸器感染症に関する正しい知識の普及啓発を推進しています。

結核は、令和6年には全国で10,051人の新規患者、1,461人の死亡者が出ており、決して過去の病気ではありません。八尾市でも、全国平均を上回る罹患率を示しています。

結核の症状は、咳、痰、微熱、倦怠感など、風邪と似ており、症状が長引く点が特徴です。2週間以上続く咳、痰、だるさ、食欲不振、体重減少、微熱などがあれば、早めに医療機関を受診することが重要です。

また、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などの呼吸器感染症への対策として、手洗い、マスク着用、換気などの基本的な感染対策と予防接種が重要です。

結核は適切な治療で治癒します。早期発見・早期治療が鍵となるため、結核に関する正しい知識を身につけ、定期的な健康診断を受けましょう。 詳細な情報は、公益財団法人結核予防会や厚生労働省のホームページをご確認ください。
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結核予防週間の啓発、とても重要ですね。令和6年の患者数や死亡者数を見ると、決して他人事ではないと改めて感じます。風邪と症状が似ている点も、早期発見を難しくしている要因の一つかもしれません。特に、若い世代は「ただの風邪」と安易に考えてしまいがちなので、この機会に正しい知識を身につけるよう周知していく必要があると感じました。健康診断の受診も、日頃から意識していきたいですね。

そうですね。おっしゃる通り、風邪との区別が難しい点が、結核の早期発見を困難にしている大きな要因の一つです。若い世代の方々にも、この啓発週間を通じて、症状が長引く場合はすぐに医療機関を受診することの重要性を理解していただけたらと思います。ご指摘の通り、定期的な健康診断も大切ですね。私たちも、職場などでこの情報を共有し、健康意識を高める取り組みを積極的に進めていかなければなりません。

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