北海道は、GX（グリーントランスフォーメーション）産業の振興と札幌市の金融機能強化を目的に、2025年4月1日から「北海道GX推進税制」を運用開始します。

この税制では、道から認定を受けた事業計画に基づき事業を行う事業者に対し、最大10年間、法人道民税（均等割を除く）、法人事業税、道固定資産税を免除します。さらに、不動産取得税は最大全額免除となります。

対象となるのは、GX産業関連事業で、事業計画の認定を受ける必要があります。認定申請には事前相談が必須で、事業開始前に申請を行う必要があります。

認定申請は、2025年度は5月、7月、9月、11月、2026年度は1月、3月と年6回受け付けます。

事業計画は関係法令の遵守と地域との合意形成が確認されたものに限られ、事業報告においてもこれらの確認が行われます。

この税制は、地域未来投資促進法を活用した支援策とも連携しており、国税を含む様々な支援を受けることが可能です。

北海道は、GX産業の集積と札幌市の金融機能強化を目指し、この税制による強力な支援体制を整えています。GX産業への進出を検討している企業は、この機会をぜひご活用ください。詳細な申請方法やスケジュールは、北海道経済部GX推進局GX推進課（011-206-9094、gx.suishin@pref.hokkaido.lg.jp）までお問い合わせください。