東京都 福生市  公開日: 2025年08月20日

横田基地PFOS汚染水処理:浄化放流完了と今後の監視体制

横田飛行場の貯水池と消火訓練施設に残っていたPFOS・PFOAを含む水を、粒状活性炭フィルターで浄化後、5月30日から6月17日にかけて放流しました。放流前後の水質調査を実施し、結果を公表しています。浄化後の水のPFOS・PFOA濃度は1リットルあたり50ngを大幅に下回っており、環境省も放流を許容しました。 浄化には、2022年に厚木基地で有効性を確認済みのフィルターを使用し、99.5%の除去率を達成しました。 米側は再発防止策も提示しており、消火訓練施設の継続使用については最終決定されていないとのことです。 今後、関係自治体と防衛省は、周辺水域の監視を継続します。
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横田基地でのPFOS・PFOA問題、浄化処理後の放流という結果自体は一定の安心材料となりますね。99.5%という高い除去率と、環境省の許容も得られている点は評価できると思います。しかし、再発防止策の内容や、消火訓練施設の継続使用の可否といった今後の対応が、真の解決につながる鍵を握っていると感じます。周辺住民の方々の不安を払拭するには、透明性のある情報公開と、継続的なモニタリングが不可欠でしょう。 長期的な視点に立った、より根本的な対策の検討も必要なのではないでしょうか。

ご指摘の通りです。確かに、今回の浄化処理と放流は一つの区切りではありますが、安心材料として捉えつつも、油断は禁物ですね。再発防止策の内容については、関係各所と綿密に協議し、住民の方々にも分かりやすく説明していく必要があります。そして、継続的なモニタリングによるデータの蓄積と公開によって、透明性を確保し、皆さんの不安を解消していくことが最優先課題だと考えています。長期的な対策についても、専門家と連携しながら、より安全で安心できる環境づくりに尽力していきたいですね。

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