岐阜県各務原市で、特殊詐欺事件が発生しました。7月6日、被害者の自宅に息子を名乗る男から電話があり、「大学の名簿が届いていないか」と尋ねられました。翌7日、同じ男から「株で儲けた分の税金を納めていなかった」「口座が凍結されたので現金210万円を立て替えてほしい」などと言われ、被害者は210万円を用意しました。その後、男は「法律事務所の者が現金を取りに来る」と告げ、現金を届けた被害者は230万円をだまし取られました。

犯人は巧妙な手口で被害者を騙し、高額な現金を詐取しました。息子や孫など親族を装い、金銭を要求する電話があった場合は、すぐに家族や警察に相談することが重要です。決して安易に現金を渡さないように注意しましょう。 この事件を教訓に、特殊詐欺の手口を理解し、自分自身と大切な人を守るための対策を講じることが大切です。 各務原警察署（058-383-0110）への連絡も可能です。 高齢者の方や、一人暮らしの方は特に注意が必要です。 家族や近隣住民同士で、詐欺に関する情報共有を行い、地域全体で防犯意識を高めていきましょう。