千葉県行政不服審査会は、令和7年度上半期（4月～7月）に計8回の会議を開催しました。第1部会と第2部会に分かれ、生活保護、障害者手当、児童扶養手当に関する審査請求について答申案の検討を行いました。

会議は非公開で行われ、資料も非公表とされています。これは、個々の不服申立てに関する調査審議の円滑な進行を確保するためです。

検討された審査請求の内容は、生活保護の保護変更決定や申請却下、費用徴収決定への不服、特別障害者手当・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の認定請求却下、特別児童扶養手当の額改定請求却下など多岐に渡ります。

各会議では、委員による答申案の検討が行われ、次回以降の会議に持ち越されたものや、すでに答申案がまとまったものなど、様々な段階の案件が扱われました。

令和7年度第1回全体会議では、部会長や職務代理者の選任、傍聴要領の改正（障害者への合理的配慮追加）などが行われました。 これらの会議の結果は、個々の市民の権利擁護に繋がる重要なプロセスを示しています。詳細は千葉県総務部審査情報課までお問い合わせください。