令和6年度の新潟県農産物直売所調査結果が発表されました。直売所の数は505箇所と前年度比で増加、年間販売額は215億円と過去最高を記録し、初めて200億円の大台を突破しました。これは、延べ出荷者数も25,299人と前年度比で大幅に増加したことも要因の一つです。

販売額規模別では、1,000万円以上の売上を上げる直売所が増加し、全体の50％を超えました。特に5,000万円以上の売上を上げる直売所は全体の約80％を占め、全体の販売額を大きく押し上げています。

直売所の施設形態別では、「固定型」が全体の約半数を占め、「インショップ型」（スーパーマーケット内など）が約4割を占めています。

これらの結果から、新潟県内の農産物直売所は、生産者と消費者を繋ぐ重要な役割を果たし、地域経済の活性化に大きく貢献していることが分かります。今後も、更なる発展が期待されます。