上田市、共生社会実現に向けた「うえだ手話言語・情報コミュニケーション条例」

上田市は、2020年7月1日に「うえだ手話言語・情報コミュニケーション条例」を制定しました。この条例は、手話言語の普及と、障がい特性に応じた多様なコミュニケーション手段の利用促進を目的としています。

条例は、手話を独自の言語体系として尊重し、意思疎通手段の選択機会を確保・拡大することを基本理念としています。市は、手話言語の普及、合理的配慮の提供、情報アクセシビリティの向上に努める一方、市民には条例の基本理念への理解と市の施策への協力を求めています。

具体的には、駅や公共施設での情報伝達、集会での配慮、手話通訳・要約筆記への協力などが挙げられます。また、視覚障害者への配慮として、点字ブロックの利用ルール遵守などが求められています。

9月23日は「手話の日」「手話言語の国際デー」であり、上田市では9月18日から27日まで上田城をブルーライトアップし、この取り組みを支援します。 条例全文は市ホームページで公開されています。