青森県 公開日: 2025年09月09日
日本の結核:現状と課題~減少傾向も、新たな懸念点に注目~
2024年の日本の結核罹患率は人口10万人あたり8.1と前年比微減し、死亡者数も減少しました。しかし、依然として高齢者(80~89歳)の割合が高く、外国生まれの患者数は増加傾向にあります。特に20~39歳の外国生まれの患者増加が目立ち、割合も上昇しています。
また、症状発現から受診、診断までの遅れも課題です。受診遅れは20.7%、診断遅れは22.4%、発見遅れは21.8%と、いずれも前年と比較して増加または横ばいとなっています。
世界的には、発展途上国を中心に結核が蔓延しており、毎年900万人が発病、150万人が死亡する深刻な状況です。WHOはDOTS戦略による対策を進めていますが、多剤耐性菌の発生や治療の脱落など、多くの課題が残されています。
日本は近隣諸国に比べ罹患率は低いものの、高齢化や外国人増加による影響、受診・診断の遅れといった課題への対策が重要です。
また、症状発現から受診、診断までの遅れも課題です。受診遅れは20.7%、診断遅れは22.4%、発見遅れは21.8%と、いずれも前年と比較して増加または横ばいとなっています。
世界的には、発展途上国を中心に結核が蔓延しており、毎年900万人が発病、150万人が死亡する深刻な状況です。WHOはDOTS戦略による対策を進めていますが、多剤耐性菌の発生や治療の脱落など、多くの課題が残されています。
日本は近隣諸国に比べ罹患率は低いものの、高齢化や外国人増加による影響、受診・診断の遅れといった課題への対策が重要です。

結核の罹患率が微減したとはいえ、高齢者や外国人、特に若い世代の外国人における増加傾向は懸念材料ですね。症状発現から診断までの遅れも深刻で、早期発見・早期治療の啓発がさらに必要だと感じます。世界的な状況を踏まえると、日本も安穏としていられない状況と言えるのではないでしょうか。個人の健康管理はもちろん、社会全体での対策強化が求められていると思います。
そうですね。おっしゃる通り、数字だけ見ると微減とはいえ、潜在的なリスクは依然として高いと感じます。特に若い世代の外国人の方々の増加は、生活環境や医療アクセスへの配慮が必要だと考えます。早期発見・早期治療の重要性は言うまでもなく、啓発活動の充実だけでなく、多言語対応の強化なども含めた、より包括的な対策が必要になってくるでしょう。ご指摘の通り、安心できない状況だからこそ、しっかりと取り組んでいかなければならないですね。
