青森県  公開日: 2025年09月09日

青森県における結核の現状と予防対策:知っておきたい最新情報

結核は古くから続く感染症ですが、日本の結核罹患率は近年、10万人あたり9.2人と低まん延国レベルにまで減少しました。しかし、年間約1万人が発症し、約2千人が死亡する深刻な問題です。高齢者や外国生まれの患者が多いのが現状です。

結核は結核菌が空気感染し、主に肺に炎症を起こす病気です。初期症状は咳(2週間以上続く)、痰、微熱、倦怠感、体重減少、胸痛など。重症化すると息切れや血痰が出ることもあります。治療は6~9ヶ月間の服薬が基本です。予防にはBCGワクチン接種が有効です。

高齢者は症状が出にくい場合があるため、定期的な健康診断が重要です。肺以外の臓器にも影響を及ぼす可能性があります。

青森県の具体的な発生状況は、青森県感染症情報ネットをご確認ください。リーフレットやポスターなどの資料も活用して、結核予防に努めましょう。 ご不明な点は、青森県保健衛生課感染症対策グループ(電話:017-734-9141、FAX:017-734-8047)までお問い合わせください。
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結核の罹患率が減少傾向にあるとはいえ、年間数千人の死亡者が出ているというのは、改めて深刻な問題だと感じます。高齢者の発症率が高いことも、高齢化社会を迎える日本にとって無視できない点ですね。早期発見・早期治療の重要性と、予防のためのBCGワクチンの効果を再認識しました。特に、初期症状が風邪と紛らわしい点も危惧されますので、長引く咳には注意が必要だと考えます。

そうですね。おっしゃる通り、数字だけでは見えない現実がありますね。風邪と見過ごしてしまうケースも多いでしょうから、早期発見の難しさも課題です。高齢者の場合は症状が分かりにくいという点も、注意が必要ですね。 予防接種や定期検診の大切さ、そして少しでも気になる症状があればすぐに医療機関を受診すること、これらが結核対策において非常に重要だと改めて思いました。 ご自身の健康管理にも気を付けてくださいね。

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