9月病害虫発生予察情報！イネカメムシ、オオタバコガなどに注意！

令和7年9月（気象庁発表：平均気温高い確率80％、降水量少ない確率50％、日照時間多い確率50％）の病害虫発生予察情報です。

イネでは、イネカメムシ、斑点米カメムシ類、紋枯病が「やや多い」と予想され、高温・少雨傾向が影響します。イネの出穂期が防除の適期です。斑点米カメムシ類対策として、出穂期2週間前からの除草は控えましょう。紋枯病は高温多湿で病斑が高く進展したら防除が必要です。

野菜・花き類ではオオタバコガが「やや多い」と予想され、高温・少雨傾向が影響します。果樹類ではハダニ類が平年並～やや多いと予想され、高温・少雨傾向が影響します。早期の発見と防除が重要です。ネギのシロイチモジヨトウ、夏秋ナスのハダニ類も「やや多い」と予想されます。

その他、アブラムシ類は平年並ですが、イネいもち病（穂いもち）は増加の可能性、ダイズの吸実性カメムシ類はやや多い地域があります。果樹全般のカメムシ類はやや少ないものの、注意が必要です。リンゴ斑点落葉病、ナシナシヒメシンクイ、ダイズ野菜類花き類のハスモンヨトウ、キャベツの黒腐病・菌核病、コナガ、ネギの軟腐病・ネギアザミウマ、レタスの軟腐病は平年並です。詳細情報はPDFをご確認ください。