青森県  公開日: 2025年09月03日

中村川水系、抜本的治水対策へ!河川整備計画見直し懇談会開催

2024年8月の甚大な浸水被害を受け、青森県は中村川水系の治水対策を抜本的に見直すことになりました。その一環として、令和7年8月19日、河川整備計画の見直しに関する第1回懇談会が開催されました。

懇談会では、学識経験者や地域住民代表から意見を聴取。計画変更のポイントは、治水安全度の目標を1/10から1/30へ引き上げる、ダムや遊水地などの洪水調節施設の調査・検討を新たに追加する、そして国・県・市町村・住民が協働する「流域治水」の推進です。

懇談会では、「中村川水系河川整備計画(変更)(原案)」などの資料が配布され、今後の計画策定に向けた流れも示されました。 具体的な意見概要も公開されています。詳細については、河川砂防課ダムグループ(電話:017-734-9664)にお問い合わせください。
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青森県中村川水系の治水対策見直し、大変興味深く拝見しました。治水安全度目標の引き上げ(1/10→1/30)は、住民の安全・安心を確保する上で極めて重要な施策だと感じます。特に、「流域治水」の推進は、国・県・市町村・住民が一体となって課題解決に取り組む姿勢を示しており、持続可能な地域社会構築への第一歩となるのではないでしょうか。今後の計画策定過程において、科学的根拠に基づいた柔軟な対応と、地域住民の意見を真摯に反映させることが肝要だと考えます。

ご指摘の通り、今回の治水対策見直しは、青森県にとって、そして中村川流域に住む皆様にとって、非常に重要な取り組みです。安全度の向上はもちろんのこと、住民の皆様の意見を丁寧に汲み取り、より良い計画を策定していくことが私たちの責務だと考えています。1/30という目標達成に向けて、関係各所と連携し、着実に進めてまいります。ご意見、誠にありがとうございました。

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