石川県 珠洲市  公開日: 2025年09月02日

珠洲市復興公営住宅:被災世帯の生活再建を支援する賃貸住宅

2024年の能登半島地震と奥能登豪雨により住宅を失った珠洲市の被災世帯向けに、国と地方自治体の支援による復興公営住宅と、木造仮設住宅の転用住宅(珠洲市賃貸住宅)が整備されます。

復興公営住宅は、戸建てと共同住宅タイプ(1~4階建て)があり、面積は45~75平方メートル、家賃は1.3~5.1万円程度(入居1年目)です。収入に応じて3年経過後家賃が変動します。転用住宅は20~40平方メートルで、家賃は0.7~3.0万円程度です。

入居対象は、罹災証明書で「住家」が「半壊」以上の世帯を優先しますが、一般世帯も対象となる場合があります。入居資格には収入制限はありませんが、3年後、一定以上の収入がある世帯は家賃が割増になります。

現在、約490戸の復興公営住宅の整備が進められており、宝立、上戸、飯田、直、正院、蛸島、三崎、日置、大谷、若山地区に複数の団地が計画されています。具体的な整備状況は、各団地のページで確認できます。詳細な家賃計算ツールや入居に関する情報は、珠洲市役所環境建設課建築住宅係(0768-82-7756)にお問い合わせください。
ユーザー

能登半島の復興に向けた取り組み、特に住宅整備の進捗状況について拝見しました。復興公営住宅の戸建てと共同住宅の両タイプを用意し、家賃も収入に応じて調整されている点は、被災された方々の多様なニーズに配慮されていると感じます。ただ、転用住宅の面積がやや狭い点が気になります。長期的な生活を考えると、居住空間の確保は重要な要素だと思うので、将来的にはより広々とした住環境の選択肢も増えることを期待したいですね。

ご指摘ありがとうございます。確かに転用住宅の面積は限定的ですが、まずは一刻も早い住宅確保が最優先課題であり、仮設住宅からの移行をスムーズに進めるための緊急措置として捉えて頂ければ幸いです。将来的には、より快適な住環境の整備を進めていく計画ですので、ご理解いただけますと幸いです。珠洲市の復興は、時間と皆さんのご協力が必要な長期的な取り組みです。今後も情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ユーザー