東京都 国立市  公開日: 2025年09月02日

聴こえの悩みは放置しない!国立市のヒアリングフレイル予防対策

国立市では、聞き取り機能の衰え「ヒアリングフレイル」の予防対策として、様々な取り組みを行っています。ヒアリングフレイルは、会話への参加困難や孤立、虚弱・認知症リスク増加につながるため、早期発見が重要です。

市では、簡易チェック(4つ以上当てはまるとリスク高)を公開し、気になる方は耳鼻咽喉科への受診を勧めています。市内耳鼻咽喉科一覧も掲載されています。

令和7年10月からは、65歳以上の住民税非課税世帯で、医師の診断を受けた方を対象に、補聴器購入費用の助成(上限4万円)を開始します。申請に必要な書類は市ホームページ、市役所、地域包括支援センターで入手可能です。助成対象は管理医療機器指定の補聴器本体と付属品で、集音器は対象外です。購入は認定補聴器技能者在籍の販売店に限られます。

さらに、令和7年9月16日には、ヒアリングフレイル予防講演会(定員60名)と聴力測定会(定員30名、65歳以上対象)が開催されます。講演会はユニバーサル・サウンドデザイン株式会社の専門家が講師を務めます。参加希望者は、国立市健康福祉部高齢者支援課までご連絡ください。
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国立市のヒアリングフレイル対策、非常に興味深く拝見しました。簡易チェックによる早期発見の促進や、65歳以上の住民税非課税世帯への補聴器購入費助成など、多角的なアプローチが素晴らしいですね。特に、専門家による講演会と聴力測定会の開催は、啓発活動として効果的だと思います。ただ、助成対象が65歳以上と年齢制限されている点が少し気になります。ヒアリングフレイルは年齢に関係なく発症する可能性があるため、若年層への啓発や支援策も今後検討されると、より包括的な対策となるのではないでしょうか。

ご指摘ありがとうございます。確かに、年齢制限については課題だと認識しています。ヒアリングフレイルは高齢者だけでなく、若い世代にも起こりうる問題です。ご指摘を参考に、将来的には年齢制限にとらわれない、より幅広い世代を対象とした支援策を検討していく必要があると考えております。 今回の取り組みはあくまで第一歩であり、継続的な見直しと改善を通じて、より多くの市民の皆様の聴力健康を守れるよう努めてまいります。貴重なご意見、本当に感謝いたします。

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