青森県でキノコ狩りを楽しむ際の注意点！毒キノコによる食中毒を防ごう

青森県では、例年秋にキノコ狩りシーズンを迎えますが、毒キノコの誤食による食中毒が発生しています。今年は夏の少雨の後、8月の雨でキノコが発生し始め、9月以降は大量発生が予想されます。そのため、毒キノコの誤食に注意が必要です。

キノコ狩りでは、専門家以外による素人判断は危険です。少しでも不明な点があれば、詳しい人に相談するか、キノコを捨てましょう。同じ場所に生えるキノコでも、食用と毒キノコが混在することがあります。また、「虫食いがあれば食べられる」といった言い伝えは根拠がありません。

知らないキノコは採らず、食べず、人にあげず、販売しないことを徹底しましょう。特に、キノコの販売時には、食用種以外のキノコが混在していないか注意深くチェックすることが重要です。食用種とは、種が特定され、食べられると一般的に認められているキノコを指します。

クサウラベニタケ、ツキヨタケ、イボテングタケなどは、食用キノコと間違えやすい毒キノコです。青森県では、過去に毒キノコが混在して販売されていた事例もあります。

なお、青森市、十和田市、鰺ヶ沢町、階上町で採取された野生きのこ類の一部では、放射性セシウム基準値超過が確認されており、出荷制限が指示されている点にも注意が必要です。 スギヒラタケは絶対に食べないようにしましょう。