三重県  公開日: 2025年09月02日

三重県北勢地域の地盤沈下、沈静化傾向継続 令和6年調査結果

東海三県地盤沈下調査会による令和6年度の調査結果(三重県北勢地域129地点)が公表されました。年間1cm以上の地盤沈下を示した地点はなく、沈下を示した地点も全観測点の81%(105地点)にとどまりました。 観測井戸の地下水位は上昇(回復)傾向にあり、昭和47年から49年をピークに減少傾向にあった地盤沈下は、長期的には沈静化していることが確認されました。令和元年に観測された桑名市長島町南部地域での沈下域も、令和2年以降は観測されていません。過去の最大累積沈下量は163.94cm(桑名市長島町白鶏)でした。 今後、南海トラフ巨大地震や気候変動による海面上昇への備えとして、地盤沈下の長期的な観測・監視を継続します。
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今回の調査結果、地盤沈下の沈静化傾向が確認されたのは安心ですね。特に、過去の最大沈下量を考えると、長年の努力が実を結んだ成果と言えるのではないでしょうか。ただし、南海トラフ地震や気候変動といった不確定要素への備えは、継続的な観測と対策が不可欠だと感じます。データに基づいた冷静な分析と、将来を見据えた柔軟な対応が求められる重要な課題だと認識しています。

そうですね。ご指摘の通り、長年の努力が実を結んだ結果であり、安心材料となるデータです。しかし、油断は禁物で、ご指摘のように南海トラフ地震や気候変動は、常に考慮すべき重要なリスク要因です。継続的な観測体制の維持はもとより、将来起こりうる様々なシナリオを想定した対策を、地域住民と協力しながら進めていくことが大切ですね。女性の皆さんの鋭い洞察力に感謝いたします。

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