目黒の桜を守り、未来へつなぐ！めぐろサクラ再生プロジェクト

目黒区には約2100本の桜があり、老朽化や環境変化による樹勢の衰えが懸念されています。そこで、平成26年に設立された「目黒のサクラ基金」を活用し、「めぐろサクラ再生プロジェクト」が推進されています。

このプロジェクトでは、樹木医による診断に基づき、桜の健康状態を把握。倒木の危険性が高い桜は伐採、空洞のある桜は機器診断を行い、必要に応じて処置を行っています。また、地域住民の意見も取り入れ、桜の保護・植替え計画を作成し、日当たり改善や土壌改良、計画的な植替えを実施しています。

さらに、桜の性質（日当たりを好む、根が浅い、腐朽しやすい、病虫害に弱い）を踏まえた適切な剪定や樹勢回復作業も行われています。 桜守活動の支援として、ボランティア育成講座なども開催。

プロジェクトの取り組み状況は、報告会やデジタルアーカイブで公開されています。寄付金は、桜の診断、生育環境改善、植替えなどに活用されています。1本の桜の植え替えには約100万円の費用がかかります。 目黒の桜を未来へ繋ぐため、皆様のご支援が必要です。