白石市の子育て支援計画：待機児童解消と貧困対策に重点

白石市は、令和2年度から令和6年度までの第二期白石市子ども・子育て支援事業計画を策定しました。 この計画は、待機児童解消を最優先課題とし、妊娠期から子育て期まで切れ目のない相談支援体制の整備を目指しています。

主な内容は、幼稚園・保育園の利用支援の充実、地域の実情に合わせた子育て支援事業の展開です。具体的には、子育て支援コーディネーターや子育て世代包括支援センターの活用、時間外保育、放課後児童クラブ、一時預かり事業など多様な支援体制の整備が含まれます。

さらに、新たな取り組みとして、子どもの貧困対策を推進します。教育・学習支援、生活支援、就労支援、経済的支援、情報提供の充実など5つの柱で支援を強化します。

計画策定にあたっては、市民への実態調査やニーズ調査、関係者会議での検討、意見募集などを実施しました。本計画は「市町村子ども・子育て支援事業計画」に加え、「新・放課後子ども総合プラン」、「次世代育成支援行動計画」、「子どもの貧困対策の推進に係る市町村計画」の内容も包含しています。計画は中間年見直しを行い、現状に合わせた調整を実施しています。 詳細な計画書や事業実績は、市ホームページで公開されています。