群馬県  公開日: 2025年08月27日

広瀬川の魅力再発見!疏水フォーラムin広桃用水2025開催レポート

2025年9月3日(水)~4日(木)、群馬県前橋市にて「疏水フォーラムin広桃用水2025」が開催されました。このフォーラムは、農業用水としての役割だけでなく、地域生活や憩いの場としての多様な機能を持つ「疏水」に着目し、情報交換や発信を行う全国規模のイベントです。

3日のフォーラムでは、株式会社ジンズホールディングス代表取締役CEO 田中仁氏と株式会社ランドスケープ・プラス代表取締役 平賀達也氏による対談「疏水の新たな価値の創造に向けて」、仙台東土地改良区と広瀬桃木両用水土地改良区による「広瀬川対談~市街地を流れる疏水管理~」など、多様な講演が行われました。

4日には、坂東大堰や広桃用水関連施設などを巡る現地研修が実施されました。フォーラムと研修には、それぞれ440名、170名が参加しました。

主催は広瀬桃木両用水土地改良区、全国土地改良事業団体連合会、疏水ネットワークで、群馬県や前橋市などが後援しています。 参加申込は既に締め切られています。
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今回の「疏水フォーラムin広桃用水2025」は、規模も内容も大変興味深いですね。田中氏や平賀氏といった著名な方々の講演に加え、現地研修まで実施されていたことに感銘を受けました。単なる農業用水路にとどまらず、地域社会の活性化や憩いの場としての疏水の多様な機能性について、改めて考えさせられました。特に、都市部を流れる疏水の管理に関する仙台と前橋の事例比較は、今後の都市計画における重要な示唆を与えてくれるものだったのではないでしょうか。参加者数からも関心の高さが伺えますね。

そうですね。若い世代の方からも、疏水に関心を寄せて頂いていることに大変嬉しく思います。今回のフォーラムでは、歴史と現代が融合した、疏水の多様な役割を改めて認識する機会となりました。田中氏と平賀氏の対談は、まさに疏水の未来像を示唆するもので、大変刺激的でしたね。広瀬川と広桃用水の比較を通して、それぞれの地域における課題や取り組みを学ぶことは、今後の疏水管理のあり方を考える上で貴重な経験になったことでしょう。若い感性と知性をもって、この活動を未来へ繋げていっていただけたら幸いです。

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