鹿児島市内の不動産取引におけるハザードマップ情報：重要事項説明書への反映について

不動産取引において、宅地建物取引業者は「重要事項説明書」に、土砂災害警戒区域や洪水浸水想定区域などの情報を記載する必要があります。鹿児島市では、「かごしまiマップ」でこれらの情報を提供しています。

具体的には、土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域・特別警戒区域、水防法に基づく洪水浸水想定区域（稲荷川、甲突川など多数の河川）、雨水出水浸水想定区域の情報が確認できます。ただし、「かごしまiマップ」の地図情報は正確な境界や位置を示すものではなく、最新情報は所管部署で確認する必要があります。

また、高潮浸水想定区域や津波災害警戒区域は、令和7年8月現在、鹿児島市内で指定されていませんが、県による津波浸水想定情報は「かごしまiマップ」で確認可能です。

「重要事項説明書」作成にあたっては、「かごしまiマップ」を活用しつつ、最新情報の確認と正確な情報提供を心がけてください。不明な点は、鹿児島市危機管理局危機管理課へお問い合わせください。