【大田原市】糖尿病重症化をストップ！あなたの健康を守る「腎症予防事業」とは？

大田原市は、国民健康保険被保険者を対象に、糖尿病性腎症の重症化予防事業を実施しています。

「医療機関受診勧奨」では、健診などで高血糖と診断され、未受診または治療中断が疑われる方に市から通知が届きます。かかりつけ医の受診を促すもので、かかりつけ医がいない場合は市役所へ相談できます。

「保健指導事業」では、40～74歳の被保険者を対象に、健診結果に基づき、情報提供やヘルスアップ教室への参加勧奨、医療機関受診勧奨、保健指導を行います。特に、約6ヶ月間の食事・運動アドバイスを行う保健指導では、参加者の33.3%でHbA1c値の改善が見られました。

「ヘルスアップ教室」は、30～74歳で糖尿病予備群の方や予防に関心のある市民が対象です（服薬治療中の糖尿病患者は除く）。保健師、管理栄養士、運動指導士による講話や実践指導が行われます。

この事業は、高血糖による健康課題の改善を目指すものです。