【地震発生時】トイレは「使わない」が正解！ 携帯トイレ備蓄で命と健康を守ろう

大きな地震の直後は、自宅の排水管や下水道管が損傷している可能性があり、トイレに水を流すと汚水が逆流したり噴出したりする危険があります。衛生問題や復旧作業の妨げになるため、まずはトイレを使用しないことが原則です。

災害に備えて、食料や飲料水だけでなく「災害用トイレ」の備蓄も重要です。簡易トイレや携帯トイレなどがあり、自宅のトイレが使えなくなる場合に備え、各家庭での携帯トイレの備蓄が推奨されています。

最低でも「1日5回の排泄×7日分」を目安に、人数に合わせて必要数を計算し、多めに準備しましょう。使用済み携帯トイレの保管には、防臭・消臭効果のあるごみ袋も必要です。使用後は空気を抜いて口をしっかり縛り、燃えるごみとして分別・保管してください。

携帯トイレの使い方は、便座にポリ袋をかぶせ、その上に携帯トイレの袋（またはもう1枚のポリ袋）を重ね、排泄後に袋のみを取り外して処理します。

あなた自身と大切な家族を守るために、携帯トイレの備蓄を必ず準備しておきましょう。