【2025年4月施行】「かかりつけ医機能報告制度」が始まります！病院・診療所の皆さまへ：報告方法と制度のポイント

令和7年4月より、「かかりつけ医機能報告制度」が施行されます。

この制度は、高齢化が進む社会において、「治す医療」から「治し支える医療」への転換を図り、地域で安心して医療を受けられる体制を整備するものです。

特定機能病院と歯科医療機関を除く病院・診療所が対象となり、自院のかかりつけ医機能を都道府県知事に報告することが義務付けられます。

報告は原則として、医療機能情報支援システム「G-Mis」を通じて行います。熊本県では、1月1日から3月31日までが報告期間となる予定です。

報告マニュアルや操作手順動画も提供されます。インターネット環境がないなど、やむを得ない事情がある場合は紙での報告も可能となる予定ですが、詳細は追って連絡があります。

制度の趣旨は、地域の実情に応じた医療機関の連携強化と、患者が適切な医療機関を選べるような情報提供の強化です。

都道府県知事は、報告された医療機関がかかりつけ医機能の体制を有することを確認し、地域関係者との協議を経て公表します。

詳細については、厚生労働省のウェブサイトや、本文記載の問い合わせ先にご確認ください。