【注意喚起】「分電盤点検」の電話、詐欺の手口とは？

「分電盤の点検に行きます」という電話に注意が必要です。
契約者の約8割が70歳以上で、急増している「分電盤の点検商法」に関する相談です。

手口としては、
・「無料点検」と電話があり、電力会社を名乗ることも。
・点検後、「漏電や火事の危険」「15年ごとの交換義務」などと不安を煽り、高額な交換工事を迫る。
・その場で契約・支払いをしてしまうケースが多いです。

消費生活センターからのアドバイス：
・電気設備の安全調査・点検は、事前にハガキで案内があり、国の登録を受けた調査機関が4年に一度無料で行います。
・調査員は「調査員証」を携帯しており、点検後に工事を持ち掛けることはありません。
・電力会社を名乗る無料点検の電話があったら、契約中の電力会社に事実確認をしましょう。
・交換工事を勧められても、その場で契約せず、十分に比較検討してください。
・クーリング・オフが可能な場合もあります。
・不安や疑問があれば、すぐに消費生活センター（電話：188）へ相談しましょう。